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クリニック紹介
診療理念
歯や歯周組織の疾患は、痛みや腫れ、咀嚼ができないなど、日常生活の質を大きく低下させるものです。
しかしながら、口腔疾患による影響はそれだけに留まりません。
口腔内には多数の常在菌が生息しており、これらによってもたらされる毒素や炎症性物質により、歯や歯周組織を通して全身の組織や臓器に2次疾患が引き起こされます。
これを歯性病巣感染と呼び、動脈硬化や心疾患、腎疾患、糖尿病、骨粗しょう症、リウマチなど、多くの全身疾患の原因になっていることが分かってきました。
歯は、単に食物を噛み砕くための道具ではありません。噛み合わせの異常は、筋肉の過度な緊張を引き起こし、慢性的な首こり、肩こり、頭痛などの不定愁訴の原因となります。
健全でリズミカルな咀嚼運動は、脳血流量や脳体温を上げて脳の働きを活性化したり、自律神経や睡眠ホルモンの働きを左右しているのです。
このように、歯や歯周組織は全身とつながった臓器であり、これらを切り離して考えることは出来ません。
一方で、歯科の治療は、一般的に考えられているよりも非常に難しいものです。
狭い口腔内において細菌や唾液を完全に排除し、精密な治療を行うが求められます。
妥協的な治療は、必ず病気の再発を許し、歯を失う原因となってしまうのです。
多くの患者さんがすでに経験されているように、歯は治療をしたところからダメになっていきます。
当院では、患者様が生涯ご自身の歯で豊かな食生活が送れるように、さらには全身の健康を維持できるように、出来得る限り妥協を排した精密な治療を行って参ります。
また、同時に、生活習慣や環境が健康に与える影響を十分に考慮し、歯や歯周組織を全身の一部として捉える全人的医療観に基づいた医療を提供して参ります。
「木も森も見る医療」それが当院の診療理念の根幹となるものです。
神田デンタルケアクリニック 4つの特徴
1. 安心・安全な医療を提供します
当院では、患者様の安全を第一に考えています。口腔内の疾患を扱う性質上、細菌やウィルスに接触する機会が必然的に多くなります。院内感染を防止するために、極力ディスポーザブルのものを採用し、お一人お一人ごとに、オートクレーブ（高圧蒸気滅菌）にて完全に滅菌をした器具を使用しております。どうぞ、安心して治療をお受けください。
2. 十分な情報提供を行い、インフォームドコンセント（説明と同意）に徹した医療を行います
患者様は、ご自身がお受けになる治療について、知る権利がございます。そして、病気に対峙するためには、疑問や不安を抱えずに、前向きな気持ちで治療に取り組めることがとても大切です。
当院では、患者様の疑問や不安にお応えできるよう、十分な説明を行って参ります。どうぞ、ご遠慮なく何でもご相談ください。
3. 精密で妥協を排した最善の医療を、良心的価格で提供します
口腔内は、非常に過酷な環境におかれています。1日に何百回と咀嚼し、
酸・アルカリ・冷・温などの刺激が反復されます。さらに、口腔内にはおよそ700種類にも及ぶ細菌が常在しており、その大きさは0.5～10μｍと極めて小さいものです。粗雑な治療では、一回治療を行っても、過酷な環境に耐えられず、また再発につながります。
当院では、精密で最善な治療を、良心的価格にて提供致します。
4. 痛みのない、優しく誠実な治療を行います
口の中は頭に近く感覚が鋭敏で、また直接目で見えないところでもあるため、誰もが治療に不安を覚えます。
従来の歯の治療は、痛みを伴うことが多かったですが、当院では無痛麻酔を行うことで、痛みのない治療を実現しました。
院内・医療機器紹介
オートクレーブ（高圧蒸気滅菌器）
治療で必ず使うピンセットやミラーなどの基本セット、外科器具などを、131°Ｃの高温高圧により完全に滅菌します。これにより、すべての細菌やウィルスを死滅させることができます。
また、当院では、歯を削るハンドピースやバー類は、患者様ごとに必ず滅菌して使用しておりますので、ご安心ください。
歯科用ＣＴ・レントゲン
従来のレントゲン装置に比べ、放射線の被ばく線量が1/4~1/10程度と少なく、女性の方やお子様でも安心して撮影することができます。また、アナログのものに比べ、現像による待ち時間がなく、効率的な診療をお受けになれます。
通常のレントゲン装置では、2次元的な画像情報しか得られず、正確な診断が困難でした。ＣＴでは、歯や顎骨、病巣などの3次元的な情報が得られるため、的確な診断に基づいた治療が可能となります。
また、インプラントや親知らずの抜歯などの外科処置を行う際にも、神経や血管との位置関係を事前に正確に把握することが可能なため、安全に治療をお受けになることができます。
シリジェット
麻酔薬を粘膜にジェット噴射する無針注射器です。圧力により麻酔液が霧状に粘膜下に拡散することで、即効的に効果が表れます。針がないため、従来のような「チクッ」とした痛みがありません
電動注射器
コンピューター制御により、麻酔液を一定の速度でゆっくりと注入するため、痛みのない麻酔を実現しました。
麻酔時の痛みの原因は、主に注射針の太さと麻酔薬の注入スピードによります。十分な表面麻酔を行った上で、極細の注射針を用い、コンピューター制御でゆっくりと麻酔を行うことで、完全な無痛麻酔が可能になりました。
アイクレーブミニ
歯を削るときに使用するハンドピースを滅菌する機械です。
当院で使用するハンドピースは、院内感染を予防するため、必ず患者様ごとに滅菌しておりますので、ご安心ください。